重要だけど、コントロールできないこと。

例えば

○自分にとって重要なこと
○コントロールできないこと


が起きたら、どうしたら良いでしょうか?

これは、例えば、大切な会議や仕事があって、自分にとって重要なのに、交通渋滞や遅延をしている場です。

この場合は、「まず現実を受けていれて、今できる他の解決方法を探る」、ということをします。

これは怒るところではありません。

みなさん、電車の遅延で、駅員さんに当たり散らしている人見たことありませんか?

渋滞でイライラして隣の助手席に乗っている人に怒っている人を見たことはありませんか?

電車の駅員は怒鳴られたら、今すぐに遅延をしないようにして、もう二度と遅延をしなくなるでしょうか?

あまり現実的ではないですよね。

怒りをぶつけられた駅員さんは気持ちはないのでしょうか?
制服を着ていたら、ストレスを感じないでしょうか?

駅員さんは、きっと心を圧し殺しながら謝って、中には部下や家族に怒りをぶつける人もいるかもしれません。

巡りめぐって誰かが悲しい気持ちになっているかもしれません。

最近怒ってしまったことがある人は、

今一度、振り分けして、考えてみましょう。

○自分にとって重要かどうか
○コントロールできるか

怒りを分類してみよう。

怒ってしまったあとに、

自分の行動を選択するためにすることがあります。

それは

①自分にとって重要なこと+コントロール可能なこと

②自分にとって重要でないこと+コントロール可能なこと

③自分にとって重要なこと+コントロール不可能なこと

④自分にとって重要でないこと+コントロール不可能なこと

この4つにわけます。

例えば、歩きスマホしている人がぶつかってきた

マナー違反してる人がいる

こんな場合はいかがですか?


あなたの人生の目標と比べた時に、とても大事なことでしょうか?

大事でないならば、重要でないこと、に分類されます。

次に、コントロールできるかどうか。

今、その歩きスマホの人に、「辞めなさい」と言ったら、もう、2度と自分の前には歩きスマホしている人はあらわれないでしょうか。

コントロールすることは難しいかもしれませんね。

よって、④番の重要ではない、コントロールできない、に分類されます。

その場合は、現実を受け入れる、受け流す、ということを考えます。

これってとても大切なことです。


この分類ができない人は

社会に対するイライラを
実力行使に出て

事件を起こしてしまう人もいます。


イライラするのもわかるし、

正義感もわかります。

でも、あなたの人生において、最も大事なことはなんでしょうか?

それを考えて、見失わないように、生きていきたいものですね。

怒りは連鎖し、弱いものに伝わる

怒りは連鎖します。

社長が取引先からイライラをもらって

社長は役員にあたり

役員は部長にあたり

部長は課長にあたり

課長が部下にあたり

部下は家に持ち帰って奥さんにあたって

奥さんは子供にあたって

子供は妹にあたって

妹は学校であたる。

最後はそれが壁に作られた穴になったり

投げられた携帯電話だったりする。


怒りの連鎖をとめて、無駄に怒らないことが、

どれだけ社会貢献になっているかわかりますか?

素晴らしいことですよね。

口に出すと怒りは増える

「怒りは言葉とともに増え、動くとともに加わるものだ」

これは小説家の徳冨蘆花の言葉です。

イライラした時に

そのイライラを口に出したり

行動に出したりすると

その怒りが増したり

後に引けなくなったことはないですか?

口に出す前に

行動する前に

まずは

コーピングマントラをとなえる。

怒りの温度をはかる。


あとは、心を無心にする、という方法もあります。

心ここにあらずの人は

歩きながら、ずーっとその人のことを考えていて

今度会ったらこう言ってやろうとか

こう言えば良かった

と考えています。

でも、思い出してみてください。

あの時にとらわれていた怒りってなんでしたか?

全ての怒りって思い出すことできますか?

自分の人生にとって、大事なことばかりだったでしょうか?

心ここにあらずの場合、

そんな怒りに振り回されて大切な自分と自分の時間を見失わないために

無心にする

という方法があります。

意識を自分、今、ここに戻すのです。

自分の手の指先を見てみてください。

今、ここに、自分の意識を戻す。

怒りを作り出しているのは自分で

ここには何も存在しません。

大きく深呼吸して、自分の呼吸に意識を向けてください。

冷静になってから、

これは怒るべきことなのかどうかをゆっくり考える時間を作りましょう。

私を怒らせたものって!?

何かにイライラしたり
怒ってしまった時のことを思い浮かべてください。

例えば、

待ち合わせに遅れきた人がいた時に
イライラしたとします。

それって、誰が怒らせたんでしょうか?

何に怒らされたんでしょうか?

遅れてきた人でしょうか?

それとも遅れてきたことでしょうか?


これは、実はどちらでもありません。

自分の作った べき論 なんです。

「待ち合わせした時間の前後何分にくるべき」

遅れてきた人にはそのべき論はきっとありません。

べき論 があって遅れてきた人もいると思いますが。

ここの べき論 が完全に一致している仕事仲間、友人、恋人、夫婦 なんてあり得ません。

勘の良い方や経験値のある方は

今までの人生経験で そこに薄々気づいている方も多いとは思いますが

怒りというのは自然な感情です。

そのときにとっさになんとなく、こんな感じかな?では対応できることも多くはありません。

怒り という自然な感情、だからこそ、ロジカルに解決方法を知って身につけて

怒らなくても良いことで

反応しなくなる

結果、自分の人生の目標に対して

損をすることを辞める。

これが大事なのではないかと思いますが

いかがでしょうか?

イライラしてしまう原因NO.1は?

いつもは怒らないことなのに

なんであの時、怒ってしまったんだろう?

ということはありませんか?


それは、第一感情、つまり


怒る前の感情が関係していることが考えられます。


悲しい、寂しい、つらい、不安、体調が悪い

など。


この中で、大事なものは


実は 睡眠です。


寝不足、これが一番の原因になっていることがあります。


大事なプレゼンのために


寝ないで準備をしていて


そもそも不安だし


ちょっとぶつかってきた人に


イラっとしたことありませんか?


受験勉強をしていて

優しく差し入れをしに来てくれた

お母さんに

なんで今入ってくるの?

と怒ったことはありませんか?


寝不足の時って忙しかったり

不安で寝れなかったりしますよね。


まずは、そんな自分に気づいてあげましょう。

愛する人の写真

みなさん、イライラしないようにするためにしていることはありますか?

効果的な方法の一つとして、机や携帯などのすぐ見れるところに愛する人の写真を見れるようにしておく、ということがあります。

愛する人がいない、または写真がない場合は飼っている猫ちゃん、わんちゃんでも良いです。

私の場合は飼っている猫ちゃん、わんちゃんすらいないので、

絵はがきの猫ちゃんの写真を置いています(笑)

見ているとだんだん、


どうでも良くなってくるので、オススメです^^;